Internet Core

Internet Core Technology Research Theme

インターネット工学研究室は、広範にわたるインターネット関連技術の研究活動を行っています。ここでは、インターネット工学研究室のメンバーが携わっている主な研究テーマについて紹介します。

最近の研究トピックス

模倣インターネット (インターネットエミュレーション環境を用いた効率的な実装評価手法))

本研究では、インターネット研究において評価のために用いられるインターネットエミュレーション環境、特に一拠点集中型のネットワークエミュレーションテストベッドにおいて、より効率的に評価を行うための手法を提案する。本研究で用いる手法では,テストベッドの物理的な情報と論理的な情報を分離し評価環境の再利用性を確保することで研究者の負荷を低減する。

オーバーレイネットワーク

インターネットの規模拡大にともない、サーバへの負荷集中や単一障害点を解消することがもとめられています。これに応える方法論として、オーバーレイネットワークが注目されています。我々はオーバーレイネットワークにおけるQoS, セキュリティ、モビリティ、多様性などについて方式研究を行うとともに、Peer-to-Peer アプリケーションへの実装などを通じて実証研究をおこなっています。

IPv6 Network Evaluation Testbed(IPv6NET)

Among the many challenges introduced by the IPv6 transition process to the Internet community, one of the most difficult was presented to the network operators. All of the existing production networks were forced to reconsider their inner architecture to move towards IPv6. To support network operators in this challenge, the IETF has proposed multiple IPv6 transition and coexistence technologies. Which one of these technologies is most feasible for their scenario, is still an open problem. To support network operators solve this problem, we are proposing a suite of practical evaluation methodologies, exploring various feasibility dimensions of transition technologies. The methodologies are associated with a heterogeneous IPv4 and IPv6 network testbed, which we called the IPv6 Network Evaluation Testbed (IPv6NET). In order to validate these methodologies, we have used them to analyze the feasibility of two open source transition implementations, covering multiple transition technologies. To that end, we are showing how network performance, scalability and operational capability data can be obtained, analyzed and compared.

アプリケーション指向のインターネット広域観測基盤

インターネット広域でのネットワーク特性の把握を、より多くのインターネットユーザに対して実現する基盤の構築と関連技術の研究に取り組んでいます。オーバレイネットワークアプリケーションが提供する 大規模サービスや、広域に渡るネットワーク監視などの場面において、インターネットの迅速で正確な状況把握が改めて必要とされています。エンドノード間の協調計測手法やそれらを実装する計測基盤の研究・開発、そして計測データの分 析および可視化などを通じて、このような要求に応える「見える」インターネット環境の創成を目指します。

次世代大規模VPNにおけるQoS提供機構

近年,遠隔地に複数の拠点を持つ組織が組織内部での情報ネットワークを構築するために,Virtual Private Network (VPN)が注目されています。VPNでは、品質保証規約(SLA)を満たすために、サービス品質(QoS)の提供が重要となります。我々は利用者の契約拠点数の増加による影響を受けにくいホースモデルに適した QoS機構の提案を行い、その性能評価を行うことで次世代VPNにおけるQoS機構の実現を目指しています。 )